Refacta

BLOG

宮崎の建設業がAIで最初に取り組む3つの業務

AI導入建設業宮崎

「AIが役に立つらしい」と聞いても、現場が忙しいと手をつける余裕がない——建設業の経営者の方からよく伺う声です。

そこで、現場を止めずに始められて、効果を実感しやすい3つの業務を挙げます。机上の話ではなく、私たちが宮崎の現場で関わってきた範囲でお伝えします。

1. 書類づくり(見積・日報・お知らせ文)

見積書、日報、近隣へのお知らせ文。「文章をつくる仕事」は、AIといちばん相性がよい領域です。

進め方はこうです。過去の書式をいくつか読み込ませて、条件を伝え、下書きを出させる。それを人が確認して、金額と条件だけは必ず自分の目で見て仕上げる。この形なら、品質を保ったまま作成の時間を短くできます。

大事なのは、判断が要るところは人が握ったままにすることです。金額を決めるのはAIの仕事ではありません。ここを線引きしておけば、安心して任せられます。

近隣へのお知らせ文のような、丁寧さは要るけれど創意工夫は要らない文章は、特に効果が出ます。「何度も書き直していた挨拶文が一発で出るようになった」というのは、現場でよく聞く反応です。

2. 工事写真の整理

撮りためた現場写真の仕分けと、台帳づくり。地味ですが、事務担当の方の時間を確実に奪っている仕事です。

AIを使うと、写真の内容に応じた振り分けや、台帳に載せる順番の下準備を任せられます。完成品をそのまま提出するのではなく、下ごしらえを任せて、最後の確認を人がするという形です。

ここで戻ってくるのは、事務担当の方の時間です。その時間が本来やりたかった仕事——請求のチェックや、現場からの問い合わせ対応——に戻れば、会社全体の回り方が変わります。

3. 採用(求人原稿と応募対応)

職人や現場監督の採用は、求人原稿の書き方ひとつで応募数が変わります。

AIを使えば、媒体ごとの原稿を素早く用意できます。応募者への一次対応の文面も整えられます。ただし、誰に来てほしいかを決めるのは経営者の仕事です。そこを決めずにAIに書かせると、当たり障りのない、誰にも刺さらない原稿が出てきます。

原稿の直し方そのものについては、宮崎で人が採れない会社のための採用ガイドで詳しく書きました。応募が来ない原因は、たいてい媒体ではなく原稿の中にあります。

始める前に決めておくこと

3つのどれから始めるにしても、先に決めておくべきことが1つあります。AIに入れていい情報と、入れてはいけない情報の線引きです。

原価、取引先の名前、職人の個人情報。これらを扱ってよいかどうかは、使うサービスによって条件が変わります。ここを曖昧なまま始めると、あとで困ります。最初の日に決めてください。

まず1業務から、伴走で

3つすべてを一度に変える必要はありません。いちばん負担に感じている1業務から、私たちが伴走しながら進めます。「自分でやらなくていい」状態をつくることが、本業に集中するための近道です。

AI導入の全体像(順番・費用・つまずきどころ)は宮崎の中小企業のためのAI導入ガイドにまとめています。あわせてご覧ください。

御社の現場で何から始めるとよいか、無料相談でお聞かせください。